みなさんこんにちは👋
「福岡市早良区の美容室で働く美容師」田中です。
今日はホームカラーの修正です。
コロナ禍でなかなか美容室にいく事ができずに、仕方なくホームカラーされていた方も多かったかと思います。
ホームカラーはご「自宅でお気軽に染められる」「コストが安い」というメリットがある一方、
「ヘアダメージ」や「色むら」「希望色になりづらい」というデメリットもあります。
特に白髪染めをおこなう場合、暗くなりすぎた、髪の毛がパサついたなんて経験のある方も少なくないかと思います。
美容室でヘアカラー・白髪染めをおこなう最大のメリットは
カラー剤の塗り分けによって、髪と頭皮のダメージを最小にしてヘアカラーを楽しむ事ができる。
ということではないでしょうか?
カラー剤の塗り分けというのは、
新しく伸びてきた髪(根元)新生部といいます。
すでに染めていた髪(根元以外 | カラー剤が褪色して、明るくなっている髪)既染部といいます。
この2つの髪の条件で2種類のヘアカラー剤を塗り分けるということです。
具体的には、新生部にはパワーのある薬、既染部には髪に負担のない薬を使用します。
そうする事で、ヘアカラーによるダメージの蓄積が少なく、繰り返しヘアカラーを楽しむ事ができます。
単発のホームカラーでしたら、気になる事も少ないですが、繰り返しのホームカラーはできればおススメしていません。
髪の毛は当然ですが、頭皮の事を考えると、繰り返しのホームカラーによって髪の状態(エイジング毛の進行が早くなる)が悪くなっている方が多いのが事実です。
ホームカラーの修正 | 明るい白髪染め
ホームカラーのデメリットは、ヘアダメージもありますが、色味が濃く入りすぎているということ。
つまり、「明るく見えづらい、明るく染め直しがしづらい」という状態です。
白髪染めの色素量は、いわゆる「おしゃれ染め」といわれる通常カラーの色素量よりも多いので、カラー剤の量、置き時間で思ったよりも暗めに染まってしまいます。
今回は発売されたばかりの新カラー剤「資生堂・アルティストカラー」を使ってヘアカラーしていきます。
アルティストカラーの特徴は
髪の芯から染まるということ
透明感のあるクリアで鮮やかな発色
個人的に気に入っている点は圧倒的な艶感と質感です。
今時なグレージュな髪色や白髪染めまで対応できる、かなりおススメのカラー剤です。
ということで、早速・・・
第一段階
ホームカラーのムラを無くす為に全体をトーンアップと根元の白髪を染めていきます。
ベースの色を整えます。
第二段階
上からアルティストカラーで染めていきます。
グレージュ系の色で全体の色味を整えます。
仕上がり
ホームカラーの色味の濁りがなくなり、艶があり、透明感のある仕上がりになります。
すごく若々しい印象になりました。
比較
ちょっとした色味の変化で印象が変わる事がわかるかと思います。
アルティストカラーいい感じですよ♪