みなさんこんにちは👋
「福岡市早良区の美容室で働く美容師」田中です。
男性の薄毛のお悩みについてです。
男性に最も多く見られる脱毛症は「AGA」(男性型脱毛症)とよばれるものです。
AGAとは他の脱毛症とは異なり、生え際や頭頂部のどちらか一方、又は双方から薄くなり進行していく事が特徴です。
細くて短い髪の毛が多くなり、全体的に薄くみえてきます。
男性の薄毛の原因
遺伝
頭皮の環境(毛穴の詰まり、血行不良、栄養が毛包にいかない)
過度なストレス(仕事の多忙、悩み)
生活習慣(飲酒、喫煙、睡眠不足
があげられます。
それに加えてAGAでは男性ホルモン(テストステロン)が体内の「5α還元酵素」の作用により、
DHT(ジヒドロテストステロン)になり、DHTにより毛乳頭の育毛の働きがおさえられて「毛が育たない」「細くなる」「脱毛する」原因といわれています。
AGA治療の病院で処方される薬(プロペシア錠)は、このDHTの産生を阻害して、AGAの進行をおさえるものです。
男性ホルモンの分泌過剰になる事が薄毛の原因と言われていますが、
正確にいうと「DHTが育毛の阻害になる事」が薄毛になる原因といえます。
実際にわたくしも1年ほどプロペシアを服用した経験があります。
効果は実感できました。が、、、、
プロペシアの副作用「性欲減退」「勃起不全」「精子減少」といった男性機能の低下があるということでしたが「精子の減少」はわかりませんが、他の症状は私の場合は感じられました。
実験的に興味のある友達にも自己責任で服用させてましたが、ほぼ全員「効果あり」ということ。
しかしながら、続けている人は「・・・・」
といったところです。
結局、薬で解決しようと考えると長期になればなるほど「なんか怖い」といった思いが正直なところ。
できれば「医薬品を使わずに解決する方法はないか?」と思うのがわたくしの考えです。
ちなみに遺伝や漢方の視点からみる「男性の薄毛の原因」はこちらから👇
薬を使わずに薄毛改善の方法を考えると
頭皮の酸化、毛髪の酸化をおさえること
毛乳頭に栄養をあたえること
毛穴の詰まり、血行不良をなくすこと
がアプローチの方法として考えられます。
「毛穴の詰まり」「血行不良をなくす」には、通常のシャンプーでは毛穴の皮脂(過酸化脂質)などはおちません。
「毛乳頭に栄養を」といっても、いわゆる「育毛剤であればなんでもいい」というわけではありません。
一般的には「ミノキシジル」が有名な成分ですが、血管拡張作用があり、栄養がいきやすくなるので毛の成長がよくなるという理屈ですが、人によっては反応がでたりと副作用もある成分ですので考えものです。
では、私はどのようにアプローチしていくのか?
頭皮の酸化、毛髪の酸化をおさえること
「酸化」というものは「電子」を奪われることです。
頭皮が酸化する事により、毛母細胞の働きが衰え、毛が成長できず細くなっていき、やがて脱毛します。
ちょっと詳しく理屈を説明します。
髪の毛をつくる「毛母細胞」には「ミトコンドリア」が存在します。ミトコンドリアが電子(電気)を発生させて、髪の毛をつくらせるのです。つまり「酸化(電子がうばわれる)によって髪の発育が衰えている」といえます。
ということは逆に「電子を与える事で毛の発育が促されるのではないか?」と考えます。
では「電子」をどうやってあたえるのか?
それができるのが「復元剤」です。
復元剤は「導電性物質」を含んでいるので、頭皮や髪の毛に「電子」をあたえます。
髪の毛は「死滅細胞」といわれますが、生きている人の髪の毛とミイラの髪の毛は同じ「死滅細胞」のはずなのに、見え方がまるで異なります。その違いは「電子」が「あるか・ないか」の違いだと考えます。
つまり髪の毛は生物学的には「死んでいる」物理学的には「生きている」と表現できます。
毛乳頭に栄養を与える
育毛剤では「復元剤・キャピキシル」を含んだものを使用します。
キャピキシルとは?
キャピキシルとは育毛成分の一種です。発毛効果に優れると言われている育毛成分として有名なミノキシジルと比べても3倍の効果があると言われ、期待が寄せられています。
アカツメクサ花エキスとアセチルテトラペプチド-3という成分を主体として、カナダの化粧品開発会社で開発されました。アカツメクサが含むビオカニンAという成分が、男性型脱毛症の原因物質をつくる成分を抑制しながら、アセチルテトラペプチド-3が毛包の働きを維持します。
つまりアカツメクサ花エキスが毛が抜け落ちることを防ぎ、アセチルテトラペプチド-3によって育毛が期待できるのです。
また頭皮の免疫異常を起こしやすい男性型脱毛症において、キャピキシルは免疫異常を正常化へと導くデータも実証されています。
免疫異常を起こすと髪の毛の成長が滞りがちになるので、正常化することは薄毛を改善することにもつながるのです。
アカツメクサ花エキスだけでも免疫を正常に導く効果がみられますが、キャピキシルのほうがより一層効果が高く、アセチルテトラペプチド-3などほかの成分との相乗効果があることがわかっています。
ミノキシジルをはじめ、一般的に発毛効果が高い育毛成分には少なからず副作用の心配がされてきました。しかし一方でキャピキシルの場合は副作用の心配がないだろうと言われているのも大きな特徴です。
毛穴の詰まり、血行不良をなくすこと
毛穴のスカルプケア、マッサージで改善していきます。
男性の薄毛の外的要因はこれらの方法でなくしていけば、現状よりもかなりの改善がみられるかと思います。
実際にモニターさんにも結果がでています。
10ヶ月「復元剤」と「キャピキシル育毛剤」を続けていただいただけの結果です。
画像でも見え方の違いはわかりますが「電子」を与え続けること(頭皮の酸化抑制・細胞活性化)で、
髪の毛が伸びるのが早くなった。
髪の毛に弾力(ボリューム、ハリコし)がでた。
髪の毛がしっかり(太く)した。
髪の毛が濃くなった。
という感想をいただいています。
電子を与えることで、細胞が活性化し、頭皮内の立毛筋(髪の毛の立ち上がり、ボリュームに関係する)が元気になった事が原因であると考えられます。
まとめ
現在の薄毛改善ではプロペシア・フィンペシアを服用するAGA治療が効果があるといわれています。
しかしながら長期で考えた場合、当然ながら副作用が懸念されます。
服用をやめれば、徐々にまた薄毛に悩んでいくことでしょう。
今回、薄毛改善の方法として「頭皮の酸化抑制・細胞活性化」をキーワードにしてみました。
髪と頭皮に電子を与え続ける事で、劇的にはいかなくても現状よりも進行をおさえて、それを繰り返す事で「薄毛改善の効果」はかなり期待できるかと思います。
AGA(男性型脱毛症)について悩んでいる男性の方は、手っ取り早くAGA専門の病院に行く事を検討される方が多いかと思いますが、一度「復元剤」の「育毛スパ」を試してみられるといいのではないでしょうか?