みなさんこんにちは👋
「福岡市早良区の美容室で働く美容師」田中です。
本来の髪質で特にダメージがない方でも
すごくダメージして見えたり、年に何回かのヘアカラーでも凄く痛んで見えてきたりそんな方もおられます。
髪の毛が痛んで見える原因
まず大きな原因の一つが、もともとのキューティクルが薄いということです。
キューティクルというのは髪の毛の表面の鱗状したものです。
海苔巻きに例えれば「海苔」の部分です。
もともと「海苔」の部分が厚い人、薄い人がいるんですね。個性です。
海苔(キューティクル)が薄いとすぐに破けて、
中の米の部分(タンパク質)が外に流出します。
これが髪の毛が痛む理屈です。
そして破けている海苔同士がひっかかっている状態が、髪の毛が絡むということです。
話は戻って、
実際には凄く痛んでいるように見えるんだけど、
意外とフォローできそうな髪という方に「質感矯正」の施術をお勧めできます。
うねるクセ、パサつく、艶がないということ
全体的にダメージしているせいで、髪の毛がパサつきやすく、艶が出ずらい状態になっています。
もともとの「うねるクセ」が、乾燥とダメージのおかげでさらにでやすく、
髪の毛が膨らんでまとまりづらい状態です。
トリートメントでは「髪のクセ」はストレートにならない。
最近では「髪質改善トリートメント」「酸熱トリートメント」の検索で「ツヤツヤストレート」の画像もよくみますが、当たり前の話で、トリートメントでクセはとれません。
髪の毛の中身をいろいろといじくる薬剤を使用しています。
なので、繰り返し施術するとそりゃ痛みます。
最終的に「皮膜の艶、コート剤のツヤ、手触り」なので
それがなくなれば、ちょっと微妙な感じになります。
以前に導入を検討しましたが、採用しなかった理由は、
施術2ヶ月後の状態が個人的には微妙と感じた為です。
質感矯正とは?
弱酸性の微還元剤を用いてストレートにしていく施術です。
(特に強いクセはストレートにはできません)
トリートメント(質感トリートメント)をしながらの施術で、
髪の毛の負担を減らして薬剤パワーのコントロールをしながら、
施術していきます。
仕上がり
比較
まとめ
見た目よりもかなり「しっとりと軽い質感」です。
うねるクセも扱いやすい程度にとれて、自然な艶感と手触りです。
最低限の皮膜のトリートメントを使用して、外部からの刺激から髪の毛を守ります。
普段のタイリングでは「ヒートガード」と「DO-Sオイル」がオススメです。
綺麗を持続ささるためのホームケア
質感矯正の持続性をあげるなら、ホームケアは必須です。
応急処置的に短期で質感改善をしていくのなら「COTA」
長期で考えて、根本から治療していく事が目的なら「復元シャンプー」がオススメです。