みなさんこんにちは👋
「福岡市早良区の美容室で働く美容師」田中です。
「白髪染め」とよく言われますが、個人的には昔のように「暗く染める」という選択肢しかなかった時代と比べると今の時代は「オシャレ染め」も「白髪染め」もデザイン的にそんなに大した差はないように感じます。
白髪といっても、単に色素が入っていない毛というだけで、毛そのものがダメというわけでは全くありません。
むしろ、白髪を活かしたカラーリングをしていけば、黒髪の人にはできないデザインカラーができるかとおもっています。
白髪が伸びるから、根元を染める。
黒髪が伸びたから、根元を染める。
根元が目立つから美容室に染めに行くというよりも「根元が伸びるタイミングで美容室に髪のメンテナンスをしにいく」といったような感覚でいれば気持ち的になんか違うような気はするんですよね。
というわけで、
白髪を活かしたカラーリングということで、
いつもお世話になっている80代の素敵なお客様です。
髪のクセも強いのですが、全体的にほぼ白髪です。
いつもしっかり染めるのではなく、白髪をぼかすように染めています。
そうすることで、伸びてきても根元が気になりづらいんですよね。
カットして、今回も「アルティストカラー」で染めていきます。
仕上がり
比較
最近では、染めないでグレイカラーでナチュラルにされている方や目指している方もおられますが、グレイシュなカラーリングであえて染めても艶感が増して、とてもいい感じになるかと思います。
黒髪の人には一回でできない透明感のあるカラーリングです。
(※同じ色にしようと思うとブリーチが必要になります。)
白髪が多い方だからこそできる、カラーリングですね。