毛髪復元・髪質改善

正しいシャンプーのやり方とは?復元シャンプーの使い方を説明。

みなさんこんにちは👋
「福岡市早良区の美容室で働く美容師」田中です。

 

髪質の変化にお悩みの方に、ホームケアとしてオススメしている「復元シャンプー」についてです。

 

復元シャンプーとは?

復元シャンプーの特徴は髪の毛を「素髪」に戻して、復元剤で「キューティクルを復元していく効果があるということです。

年齢を重ねることで変わっていく髪質。

艶がなくなり、毛がパサつきやすくなって、ハリコシがなくなり、ボリュームがでづらくなり、薄毛に見えやすくなっていきます。

年齢を重ねると「毛が薄くなってきた」というお悩みをもつ女性の方も、年々増加傾向にありますが、

実は「毛の本数が減った」というよりも「毛にハリコシ」がなくなって薄く見えている。

という状態の方がほとんどのような気がします。

本来シャンプーは「汚れをおとすもの」という定義ですが、復元シャンプーは汚れを落として、髪の毛本来の「ボリューム感」だったり「艶感」だったり「しなやかさ」を取り戻すものと考えてもよいと思います。

 

復元シャンプーが必要な方

薄毛が気になる方

毛にボリュームがないと感じる方

髪の毛に艶が感じられない方

パーマやカラーでヘアダメージが気になる方

育毛剤をつけているけど効果が感じられない方

サロントリートメントを継続しても、髪の毛が綺麗にならない方

そのようなお悩みのある方に特に強くオススメしています。

ほとんどの方が、これまで使っていたシャンプーとの違いに戸惑いもある面もありますが、そこをきちんと理解して継続していけば、これまでと違う結果になっていくかと思います。

すぐに結果を求めるよりも、継続して使用を続けていくことが大切です。

 

復元シャンプーの効果的な使い方

基本的に通常のシャンプーと同じ使い方をしても、効果を実感できるかと思いますが、復習の意味でもシャンプーのやり方も含めて、復元シャンプーの効果的な使用の仕方を説明します。

 

 

step
1
すすぎ

お湯でしっかりと1~2分すすぎましょう。
シャンプー前のすすぎで、日頃の髪の毛についた汚れのほとんどは落ちるといわれています。
スタイリング剤や頭皮の脂はおちませんが、それ以外の汚れ(空気中のゴミ)はすすぎでおとします。

 

step
2
プレシャンプー

1回目のシャンプーは、スタイリング剤や日中の汚れを洗い流します。
泡立ちはそんなによくありませんが、髪の毛を優しくもみもみしながら泡で汚れをおとしていきます。

絶対にガシガシ洗ったり、髪の毛どうしをこすったりしてはいけません。
頭皮を痛めたり、髪の毛のキューティクルを痛める原因になります。

 

step
3
本番シャンプー

2回目が本洗いです。シャンプーのやり方は、手でゴシゴシして汚れを落とすのではなく、泡で汚れを落とすことをイメージしてください。

2回目の時のシャンプーでは1回目の時よりも泡立ちはよいので、シャンプーを手でモミモミして泡状にして頭皮、髪の毛全体に塗布していきます。

洗い方は頭皮をもみもみするような「もみ洗い」が基本です。

女性の方は「洗顔をしているイメージ」をすると理解しやすいかと思います。決してガシガシ顔を洗ったりしないはずです。

 

step
4
泡パック

復元シャンプーの特徴である「復元剤」の効果をあげる為に、もみ洗いした後、そのまま放置して「泡パック」をします。3~5分ほど時間をおきます。僕はその時間に歯を磨きます。w

 

step
5
すすぎ

泡パックがおわったら、2~3分かけてしっかりすすぎます。
髪の毛が「キュッ」として中には不安に感じる方もおられるかと思いますが、それが「素髪」に近づいていく証拠です。

余計なシリコンや高分子ポリマーなどのような質感を上げる成分ははいっていないので、そのような状態になります。

 

step
6
トリートメント

可能であれば、ここで軽くタオルドライしてもらうとベストです。
復元トリートメントの吸着を上げる為に、余計な水分をふきとります。

通常のトリートメントは、頭皮につけないのですが、

復元トリートメントは頭皮からベッタリと多めに塗布してください。

その時も決して、髪の毛どうしをこすることはせずに、指で毛をとかしながらなじませていきます。

十分な量を塗布したら、そのまま3〜5分また時間をおきます。

 

step
7
最後のすすぎ

弱い水圧で丁寧にすすぎます。トリートメントをすすぎすぎないようにしましょう。

 

step
8
タオルドライ

シャンプーが終わったら、タオルで髪の毛、頭皮をふきとります。
その時もガシガシ拭かずに、タオルを押し当てて、水分をタオルにふくませるイメージです。

 

step
9
ドライ

濡れた髪の毛をいきなり目の細かい櫛で絶対にとかさないで、指で根元から毛先にかけてとかします。

とかし終わったら、ドライヤで乾かします。

できれば、復元ドライヤーがベストかと思いますが、高温の風はさけて低温の風で根元から毛先にかけて風がながれるように乾かします。

ある程度乾いてきて、指で髪の毛がとけるようになったらブラシをつかって乾かしていきます。

その時も引っ掛かりが残る場合は、無理矢理とかさずに丁寧にとかして乾かしていきます。

乾き終わったら終了です。

 

まとめ

工程が面倒に感じられる方もおられるかと思いますが、せっかく本当にいいシャンプーですので使い方を間違えると、全く意味のないものと誤解されてしまいます。

大事なことは

絶対にガシガシ、ゴシゴシ頭皮や髪の毛を洗わない、タオルで拭かない。

髪と頭皮の汚れは、手ではなく泡で落とす!

ということです。

なので、一度このやり方を試してみていつものシャンプー後の状態と比べてみてください。

 

 

 

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