みなさんこんにちは👋
「福岡市早良区の美容室で働く美容師」田中です。
ヘアケアに関してたまに聞かれる事が、
ヘアオイルは、
乾かす前につけた方がいいの?
それとも・・・
乾かした後につければいいの??
という疑問です。
そもそも「ヘアオイル」とは何なのか??
乾燥して水分、油分を保持できなくなってしまった髪の毛に
オイル(油)をつけてあげる事で、艶がでてしなやかな髪の毛に変化します。
簡単にパサつきを抑える為には凄く効果的ですね。
数年前には「モロッカンオイル」なんてものも大流行しましたが
最近では全く聞かないですけど、コロナ禍で自粛しているのでしょうか?笑
ヘアオイルといっても様々な種類があります。
代表的なのは、椿オイルやアルガンオイル、ホホバオイルに、スクワランオイルetc・・・
髪の表面にがっつりコーティングして艶をだすものや、
髪のインナー(内部)から保湿してくれるものまで・・・
要するに「髪の毛にいいから!」という理由でなんでもつけると
かえって髪に負担をかけてしまう場合もあります。
オイルつけすぎて「オイル毛」になっている方もたまにいますしね・・・
本題に戻って
例えば、濡れた髪の毛にヘアオイルをつけて乾かしたとします。
水よりも油の沸点は、水100℃に対して油は180℃といわれていますので、
熱風のヘアドライヤーなんかで乾かしてあげると
仕上がりはなんとなく良くても髪の内部はボロボロになっていきます。
しかーも、、、
シャンプーなんかでも落ちにくいヘアオイルなんか使うと
髪の毛に残留してしまいますので、
そのまま紫外線なんかで酸化してさらにパサパサに・・・
髪のパサパサをどうにかしたくて、ヘアオイルを使用しているのに
ヘアオイルを使用してさらに髪の毛をボロボロにしている。
なんて笑えない状態になります。
※オイル塗布後にヘアアイロンとか使用するとかは、
はっきりいってやめた方がいいです。
想像してみてください。
髪の毛についているオイル(油)が
高温の熱により、激しく沸騰している状態・・・
我が国ではそのような状態で、
仕上がったものを
「唐揚げ」と呼びます。笑
(天ぷらともいいますけどw)
ヘアオイルの使い方を考えると
髪の毛を全体に乾かしてあげた後に
適量を髪の毛に馴染ませる。
ということが、ベターな方法といえます。
という理由で、お店では
しっかりタオルドライ後に「ヒートガード」をなじませてドライ。
耐熱成分「ポリペプチド6」配合の炭酸トリートメント
乾かした後は「DO-Sヘアオイル」
ホホバ油ベースの軽くてしっとりヘアオイルです。
インナー(髪の内部)に染み込んでいくヘアオイルです。
日常のヘアケア(特に夜就寝前とか)で、これをやっておくだけで
翌朝の髪のおさまりがよくなり、痛みやすい環境から髪を守ってくれるかと思います。
全体に水分、油分が整ってからヘアワックスで動きなどの質感を
加えてあげると、かっこよくスタイリングしやすいですよ✌️